2018年9月7日金曜日

アメリカ人では障碍者の割合が18%もある

何気なくニュースを見ていたら「アメリカ人の1/5は障害を持っていて・・・」と書かれていて驚く。いやいやいやいや多すぎるでしょ?と思ったけど、ほかのソースでも2007年の統計で人口約3億人で、障碍者は5400万人との記載があって、どうも本当にそうであるらしい。
https://www.turtlewiz.jp/archives/19207

日本だと障碍者は人口の約5%程度。5%でも「そんなに居たっけ?」って感じだけど、でも冷静に身の回りを考えてみたら、その程度の人数は居るかもしれない。

とはいえ、日本の5%と米国の18%の差は凄いな。認定基準の差なのか、医療制度の問題なのか・・・

2018年3月13日火曜日

特別支援学校の高等部にも入学試験がある

内容的には小学五年生相当の国語、算数から出題されます。中学生でも自分の名前を平仮名で書くことすら覚束ない子が少なくありません。二桁の計算や、読み書きは十分すぎる難題です。

特別支援学校の高等部というのは、就業支援教育が中心になっています。高等部では将来、障がい者向けの就業施設において、清掃、給仕、農業などの仕事をこなすための訓練が主となります。その訓練について行けるのか、どのような作業なら就業できるかを判断する資料としての試験です。

実際には定員に対して志願者の数はほぼ1倍。選抜や足きりを目的とした試験ではないので、まず落ちることはないはずなのですが、それでもかなり心配になりますよね。

授業参観に行ってきました

授業参観の対象となったのは自立活動の授業でした。

特別支援学校にしかない科目なので耳慣れない言葉ですが、いずれ親元から離れて自立するために必要な訓練をする授業です。娘の通っているクラスは知的障害や情緒障害を持つ子供達のクラスです。よって自立活動の内容もそれにそった物になります。授業の内容は「人の話を良く聞こう」「友達とたのしく遊ぼう」です。

「人の話を良く聞こう」では以下のような授業を進めていきます。
・Aの話にするか、Bの話にするか、各人で意見を述べる。
・多数決でAとBのどちらの話にするか決定する。
・A(またはB)の話を聞きながら、何を話していたかの設問に回答していく。

「友達とたのしく遊ぼう」では、2チームに分かれて、順番に1人1ピースずつジグソーパズル(といっても4x4程度のサイズだけど)を完成させていきます。

このカリキュラム、「他者の意見を聞く」「場合によっては自身の意見を取り下げる」「人の話に集中して、その内容を理解する」「ルールを理解する」「ルールを守る」「間違いを指摘されたら正す」など、社会生活を送る上で最低限必要な能力を鍛えるためのものです。3歳程度の会話能力しか持たない彼らにとって、言葉や身振りで自分の意思を伝え、相手の意図を理解するというのは、決して容易ではありません。こうして社会生活に必要な能力を養っていきます。

2017年11月21日火曜日

保健連絡会なるものに行ってきました

学校の保健連絡会なるものに行ってきました。現校長先生の、学校の事をもった親御さんにも知って貰えるように、情報を公開する機会を増やしたいと言う思いから行っているもの。完全に自由参加なので、父兄の参加は10人程度でした。

凄いなと思ったのは、子供達が癲癇発作やアレルギー発作を発症した場合の緊急対応を、教員全員が参加する形でロールプレイして訓練しているって事。子供約、教員役に分かれて発症時の対応や、エピペンの使用、救急や医療施設との連携まで実践形式で訓練してくれてる。
でもって保健連絡会のなかで、医師や薬剤師を交えてブラッシュアップしてる。


アレルギーのアナフィラキシーショックとか聞きますし、エピペンの自習もかねて一般の小学校でも導入した方が、絶対に良いと思う。